内容説明
“陸上ひと筋75年”昭和・平成・令和の証言。長距離・マラソン、駅伝、五輪、高地トレーニング―。歯に衣着せぬのは、愛すればこそ。陸上界で陣頭指揮を執り続けた筆者が明かす知られざるエピソードの数々。
目次
第1章 マラソン代表選考の疑問に答える
第2章 オリンピックと世界選手権
第3章 名選手秘話
第4章 マラソンあれこれ
第5章 駅伝エピソード
第6章 陸上界の著名人たち
第7章 アラカルト
第8章 陸上界への提言
第9章 我が人生のあれこれ
著者等紹介
帖佐寛章[チョウサヒロアキ]
1930年6月7日生まれ。日本陸上競技連盟の選手強化担当、専務理事、副会長として半世紀以上に渡り陣頭指揮を執り、現在の日本陸上界を構築。本格的な選手指導をはじめた順天堂大学の監督就任時(1956年11月)には、チーム再生のため部員38名中2人を残してチームを解散。2年後に箱根駅伝に初出場し、1966年には総合初優勝。大学日本一を決める日本学生対校選手権では1969年から男子総合16連覇。2020年現在、16連覇は史上最長。男子総合優勝28回(史上最多)の名門に育てあげた。スポーツのみならず、政治、経済、マスメディア、教育の分野に深い人脈を持ち、国内外のスポーツ団体の要職を歴任。世界の主要なロードレース大会が加盟する国際マラソン・ロードレース協会「AIMS」の会長(1991年~2010年)を務めた他、2010年には国際陸上競技連盟(現世界陸連)の「シルバー勲章」を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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