内容説明
まだ文字をよめない子どもが「もう一回よんで」と何度も持ってくる絵本には、どんな秘密があるのでしょうか?「こぐまちゃんえほん」「11ぴきのねこ」シリーズ、『わたしのワンピース』などのロングセラー絵本をつくった、こぐま社の創業編集者・佐藤英和によるユニークな絵本論。
目次
1 幼い子どもと絵本(児童書 子どもを読者とする心;聞くよろこびから読むたのしみへ)
2 絵本編集と出版の夢を追いかけて(座談会 戦後の絵本の発展(太田大八;武市八十雄;松居直;古田足日;佐藤英和)
対談 『木を植えた人』をめぐって(福原義春;佐藤英和)
対談 ロングセラーの秘密(松岡享子;佐藤英和))
3 読みつがれる絵本のために(「こぐまちゃんえほん」の誕生;『11ぴきのねこ』と馬場のぼる先生;『わたしのワンピース』ができるまで;ひとりの編集者の長年の夢が実現しました!)
著者等紹介
佐藤英和[サトウヒデカズ]
1928年、ビルマ国ラングーン(現・ミャンマー、ヤンゴン)に生まれる。1歳で帰国、長崎県の島原で幼少年時代を送る。1953年、神戸経済大学(現・神戸大学)を卒業後、河出書房(現・河出書房新社)に入社。文芸誌、児童書、世界少年百科全集などの編集を手がける。1966年、日本の子どもたちのための創作絵本の出版社・こぐま社を設立。株式会社こぐま社相談役、公益財団法人東京子ども図書館監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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