出版社内容情報
成長するにつれて、姿かたちが変わる「変態」のふしぎを、
絵本『だっぴ!』で人気の北村直子さんが、生き生きと描きます。
登場する生き物は、ヒキガエル、ホタル、アゲハチョウ、カ、クワガタ。
「もりもり」食べて、静かな変化のときを経て、
「へんしん!」。
自然や生き物に関心をもちはじめた子に、おすすめです!
内容説明
「もりもり」たくさん食べて、静かな変化のときを経て、「へんしん!」成長につれて姿が変わる生きものの「変態」を、リズムにのせてユーモラスに描きます!
著者等紹介
北村直子[キタムラナオコ]
東京都生まれ。多摩美術大学卒業。井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)でポスターや展示デザインをするかたわら、絵本を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
56
不完全変態の様子を楽しく覗く『だっぴ!』に続く「生物変態」第2弾はお待ちかねの完全変態。「だっぴ」=脱皮の語に年少児達がキョトンとする事が多かったので、もしかしたら「へんしん」の方が通りが良いかも。試すのが楽しみ♪前作同様に、生き物の成長過程の劇的変化を科学的なツボを押さえているのにカワイイ絵柄とユーモラスなリズムで。もりもりとご飯を食べて、静かな中間のサナギ状態を経て、ついに成体にの繰り返し。もりもりと中間が見開きで目に入るので、年長さん対象なら片側を隠しても楽しいかも。それにしても生き物って素敵だ♪2024/03/22
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
成長するにつれて姿かたちが変わる「変態」について書かれている。幼虫を想像しても分からない生き物もいくつかあった。クイズにして楽しめそう。迫力あるイキイキとした絵がいい。2023/08/01
anne@灯れ松明の火
24
読み聞かせ研修会で、講師さんが読んだ。「だっぴ!」は知らなかったが、こちらは読みたい本に入れていた。いろいろな生き物が、違う形に変身! こちらも面白い! おはなし会で読みたい♪ 2023/07/27
ケ・セラ・セラ
23
『だっぴ!』に続いてコチラ。脱皮も変態も人間にはない生き物の不思議。ちょっと神秘的ですらありますね。昆虫の幼虫と成虫なんて、全然別物ですよね。もりもり食べて、へ~~んしん! リズムにのって描かれます。変身後を想像しながらページを捲るのも楽しいですね。変身後の生き物たちは、どれも堂々として見えます。そして僕は…、笑。2023/08/07
anne@灯れ松明の火
17
本屋さんのおはなし会で、ボランティアさんが読んだ。最初に訪れたお客さんが虫好きだと聞きだし、虫が出てくる話を探して、「だっぴ!」とセットで、こちらも。小さい人も、親御さんも、くすくす♪2025/06/14