内容説明
『わたしのワンピース』で子どもたちの絶大な人気を得ているにしまきかやこの絵本。今回は、元気な男の子が主人公。寝る前に耳にした、「たろうは急に背が大きくなった」というお父さんとお母さんのことばをきっかけに、ぼくは、ベッドに行くとき考えます。「もしもぼくのせいがのびたら…」30年前に一度出版された絵本の絵を、全面的に描き改め、新しく甦りました。
著者等紹介
にしまきかやこ[ニシマキカヤコ]
西巻茅子。1939年、東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。幼い子どもたちの絵を見る目の確かさに信頼をおいて、絵本を描き続けている。代表作の『わたしのワンピース』は、40年以上にわたり、圧倒的支持を得て読まれ続けているロングセラー。『ちいさなきいろいかさ』(もりひさし・文/金の星社)で、第18回産経児童出版文化賞、『えのすきなねこさん』(童心社)で、第18回講談社出版文化賞絵本賞受賞。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どあら
25
図書館で借りて読了。もっと背が伸びたいと思うのは子供なら誰でも思いますよね😄 身長が伸びて困る職業もあるけどさっ😁(4分28秒、全学年)2021/01/21
けだま
11
2012/8/31支援級に読み聞かせ。夢は大きく、背は高く。子供の夢がそのまま絵本になったよう。食い入るように聞いてくれていた。4分。低学年向け。2015/07/21
遠い日
10
大きくなるのが嬉しい子ども。背が伸びることは、誇らしいこと。想像が想像を呼んで、どんどん大きくなるぼく。どこまでも、どこまでも。どれだけ大きくなっても、おとうさんおかあさんのことをちゃんと思いやれるのは、たろうのやさしさ。そして、子どもの成長を喜ぶ親の気持ちも、よくわかってほのぼの。2014/10/02
mari
10
せいが大きくなっているとき、こんな夢をみてしまうのかな。最後、ベッドを買いにいくのがいいです。最近の絵本と違って、本来の絵本という感じがして、好きです。2014/05/14
anne@灯れ松明の火
10
西巻さん講演会予習。手づくり絵本で「夢でした」というオチは避けるように言われるけれど、これは、それ以外に収めようがないかな?(笑) それぐらいのスケール(^o^)丿 子どもたち、楽しめるよね2012/11/02
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