内容説明
「おまえ、このあざ…!」誇り高き武士・信乃は、自分と同じあざが使用人の荘介にもあることを発見した。「きっとぼくらは兄弟なんだ!!」信乃はこの世に8人いるという義兄弟・八犬士を探す旅に出た!しかし旅の途中には、信乃が持つ名刀・村雨と八犬士の命をねらう大きな闇が…!?果たして八犬士は全員集合し、無事に村雨を守り抜けるのか―!?全ページが大・冒・険!!最強の8男子による、日本一面白い超大作!小学上級から。
著者等紹介
こぐれ京[コグレキョウ]
神奈川県の逗子市出身。小説のほか、アニメの脚本やゲームの台詞翻訳で活躍中
永地[エイチ]
2006年講談社主催MGPグランプリ受賞。アメリカや日本で活躍中の漫画家
久世みずき[クゼミズキ]
「ちゃお」「ちゃおデラックス」(小学館)で活躍中の漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココ
12
小学生の時、人生で初めて読んだ里見八犬伝。ここから私の、馬琴先生ブームが始まったんだ。他の作家さんが書いた八犬伝を追いかけて、でも結局、馬琴先生本人が書いた本物を読む勇気はなくて。いつか絶対、読みたい。こぐれ京さんが書いたこの八犬伝は、サト8シリーズのキャラが生きててすごく読みやすい。ある意味、伝説でもある「名刀村雨」を巡って、裏切りが起きて、だからこそ見つかる絆もあって。こんなに面白い話が、江戸時代に既に生まれていたこと。考えた人がいること。歴史を超える文学って本当に素晴らしい。2020/03/07
天猫ゆみ@VOISING推し@無浮上
9
簡単で分かりやすいけど話が結構はしょられている。
退院した雨巫女。
9
《私‐図書館》NHKの人形劇で、はまった八犬伝。この本の作者の言う通り、確かに馬琴が、書いたストーリーに沿ってはいるが、訳した人(作者)のオリジナルも入り、微妙に違うのが、面白い。2013/03/29
さーちゃん
4
サトミちゃんちの8男子が面白いと言うので、「同じ作者さん、イラストの似た本あるけど読んでみる?」と聞くと読んでみたいと。(よっしゃ♪ )児童文庫の中で1番読みやすそうなつばさ文庫の南総里見八犬伝。登場人物を見て、名前も顔も一緒〜♪と驚きながら読み進める。読み終わった感想は面白かった!と。すると 「青い鳥文庫でも南総里見八犬伝があって挿し絵は黒魔女さんの人だよ〜」長女見つける。読んでみたいとリクエストがあり、次は青い鳥文庫編だ!2021/08/20
わんにゃん
4
わーサト8好きだったからこちらも読んでみたけど面白かった!これは本物も読んでみたくなる!それにしても、毛野が指示を出すシーン、好きだなあ。★★★★★2020/07/07
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- 和書
- 日傘を差す女