出版社内容情報
もしも「におい」が目に見えたら、どんな色?朝のにおい、八百屋さんのにおい、春のにおい、お母さんのにおい…などなど、においを絵で表現したユニークな絵本。イメージが豊かに広がります。
内容説明
朝のにおいはどんな色?町のにおいは?耳と目でいろんなにおいを感じてみよう。柳原良平がにおいを描く、独創的な新刊絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
13
本屋さんで。風に乗ってやってきて、鼻の穴にふわっと入ってくるいろいろなにおい。カラフルな色の帯でにおいが表現されているイラストもステキですが、言葉もステキ。きせつのにおい、折々に子どもたちと楽しめたらいいですね。2012/01/06
遠い日
12
匂いで生活や世界を語る、柳原良平さんの切り絵絵本。自分を取り巻くものを、見えない匂いで表現するとこういうふうになる。家、人、そして季節。記憶として定着すれば、世界ははっきりと象られる。感覚を確と描き得ていて秀逸。2015/05/30
猪子
8
朝ごはんのにおいが視覚化されているのがいい。自分が用意する側に回ってしまったので、久しくこの感覚を味わっていない。2021/06/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
来年度の幼児健診(1歳半・3歳・4歳児対象)の選書。今まで読んだ絵本を除いて。かがくが好きになる絵本100 https://bookmeter.com/books/10175736 で紹介されている本。2019/03/23
nico
7
柳原良平さんは「あ!」で憶えた3歳たろう。背表紙で絵本を選ぶことが多いのだが、小さい絵で柳原さんをキャッチ。においがビジュアル化されるのが面白い。当てっこゲームをしながら読んだ。意外と小三はなこも楽しんでいる。2016/07/24