内容説明
小さないのちは生きている!彼らは、未来への展望を失った檻のなかの住人ではない。中村哲、高木仁三郎という、宮沢賢治イーハトーブ賞受賞の二人は、いま何を告げようとしているのか。いのちを愛するすべての人に送る。
目次
第1章 中村哲の仕事―小さないのちの医者(人間の医者の誕生;その時代と歩み―辺境で診る ほか)
第2章 宮沢賢治の生涯―農民の科学者(その生涯―農民科学者への道;賢治と銀河系の物語 ほか)
第3章 高木仁三郎の生涯―市民の科学者(核の世紀―市民科学者の誕生;原子力資料情報室と『高木仁三郎著作集』 ほか)
終章 愛と貧しく小さないのち(ここが銀河系の学校;中村哲と宮沢賢治―いのちは輝いて ほか)
著者等紹介
斎藤文一[サイトウブンイチ]
1925年岩手県北上市に生まれる。東北大学理学部卒業。新潟大学名誉教授。物理学専攻。理学博士。宮沢賢治イーハトーブ館前館長。詩誌『歴程』同人。現在、新潟市に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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