サミュエル・ピープスの日記 〈第2巻〉 1661年

サミュエル・ピープスの日記 〈第2巻〉 1661年

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784772001809
  • NDC分類 935
  • Cコード C0323

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

3
2年目の日記。露天の芝居小屋からオペラ座や王立劇場まで、よくよく芝居見物に出かけている。下手な芝居だった、みごとな上演だったと、簡潔ながら結構様々に感想をつけているが、トマス・ベタートン演じる『奴隷』が出来ともにお気に入りだったようで度々見ている(どんなだろ?)。本もよく読んでいて、座右の書はフランシス・ベーコンの『身を立てること』だったらしい。ちなみに今日と同じ日は何をしていたかというと、前日の1661年4月23日がチャールズ2世戴冠式ということで、頭が痛いと飲み過ぎた酒を後悔している。2011/04/25

Susumu Kobayashi

0
読み進めていくと、当然ながらサミュエル・ピープスという人間が見えてくる。かなり経済的観念が発達していて、貯金の増減を気にしている。芝居見物や飲酒をして、後悔し、これからは控えなければなどと反省する。なかなかのインテリ(ケンブリッジ大学卒)で、いろいろな楽器を演奏したり、歌を習ったりもしている。「腹が立った」などという記述も多く、実に人間的だ。ところで、まれに伏せ字があるが、当人によるものだろうか、後世の人間によるものだろうか。次の年はいったいどういう生活を送るのだろう。2012/11/14

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