感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
6
時折ぶっとんだアフォリズムがあって面白い。「死がバラ色に見えない人は心臓が色盲なのだ」「希望とは、未来を裏切ることである」2025/04/16
あとがき
3
生きるために精神の服毒が必要なときがある。シオランはそんな毒素を与えてくれる。 「死んだほうがいいと思ったときいつでも死ねる力があるからこそ、わたしは生きている。自殺という観念をもたなかったなら、ずっと以前にわたしは自殺していたであろう。」 死や自殺をめぐる彼のアフォリズムは逆説的であり、そうした言葉によって死より生に気持ちが傾くことがあるのもまた逆説的である。 底の底まで潜りきることには、ある種の安心感と心地よさがある。2024/01/24
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