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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
4
リルケと誰かを間違えて買ったらしい本。誰と間違えてしまったのだろう。「リルケとキルケゴール」によれば、キルケゴールをかなり読み込んでいたらしくかなりの書き込みがあり、キルケゴールの手紙の訳も自分でやっていたらしい。その頃は「この偉大なデンマークの思想家が今世紀の初頭にはまだ広く知られていなかっただけに、いっそう高く評価される」という。「キルケゴールもまた、ロマン主義的審美家として出発しながら、審美敵憂鬱という問題の、いや審美的なもの一般の心理学の、最も仮借ない分析者となり批判者となった。」2024/05/16