出版社内容情報
《内容》 局所麻酔と局所麻酔薬に関する最新の知識を集約し，麻酔科医のホームグラウンド＜手術室＞で役立つ局所麻酔法を伝授。
基礎編と応用編からなり，基礎編は局所麻酔薬が有する多様な薬理作用の理解に，応用編は卒後まもない研修医の先生が，手術に対して麻酔法の選択を考えている場合などに最適。
《目次》
基礎編（P.1～ ）
1．局所麻酔薬とは
1）定義
2）歴史
2．局所麻酔薬の構造
3．作用機序
4．薬理作用
1）中枢神経系
2）末梢神経系
3）交感神経系
4）循環器系
5）立体構造と薬理作用の相違
（stereochemistry）
6）代謝
7）全身性作用
5．薬物動態
6．局所麻酔薬アレルギー
7．局所毒性
応用編（P.119～ ）
1．脊髄くも膜下麻酔（脊麻）
2．硬膜外麻酔
3．神経ブロック
1）腕神経叢ブロック
2）指神経ブロック
3）肋間神経ブロック
（小手術のための）
4）下肢のブロック
4．局所静脈内麻酔
5．表面麻酔
6．術後痛
7．小児の神経ブロック
8．産科麻酔
9．高濃度局所麻酔薬の臨床応用
10．内視鏡の麻酔
1）気管支鏡
2）消化管
11．急性中毒
