出版社内容情報
「トランプ再登場」と台湾海峡危機
台湾有事が叫ばれる中で、カギを握るトランプ。
第一次トランプ政権は台湾政策で、何をやり何をやらなかったのか。
外交機密が封印されたままの中、オリジナルの情報モデルを駆使。
トランプ2.0の台湾政策を考える上で、絶好の道しるべである。
久保 文明(東京大学名誉教授、アメリカ学会元会長)
トランプ再登場のいま必読!
第一次トランプ政権期には、米中対立が激化する中で、アメリカの台湾関与が急速に進んだ。本書では、新たな情報モデルである「歪情報仮説モデル」を提唱し、アメリカの台湾政策の変更可能性について理論的に解析する。
内容説明
トランプ2.0のいま必読!第一次トランプ政権期には、米中対立が激化する中で、アメリカの台湾関与が急速に進んだ。本書では、新たな情報モデルである「歪情報仮説モデル」を提唱し、アメリカの台湾政策の変更可能性について理論的に解析する。
目次
第1章 アメリカの台湾政策を読み解く視座(本書の構成;本研究の位置付けと検討の視点)
第2章 大統領、連邦政府、連邦議会と台湾政策(歴代政権の台湾政策の変遷―国家安全保障戦略から読み解く;トランプ大統領と台湾 ほか)
第3章 アメリカの台湾政策の核心―台湾への武器売却とレーガン大統領による6つの保証(アメリカによる台湾への武器売却;台湾の国防能力に対するアメリカの評価 ほか)
第4章 政策発信と政策形成―アメリカの台湾政策を事例とした歪情報仮説モデルによる実証分析(歪情報仮説モデル;実証分析)
終章 「歪情報」から読み解くアメリカの台湾政策―トランプ2.0を迎えて(本研究の概要;政策的含意 ほか)
著者等紹介
村上政俊[ムラカミマサトシ]
1983年大阪市生まれ、豪州パース育ち。2023年博士(嘉悦大学)。海外では、台湾大学、フィンランド国立タンペレ大学、パシフィック・フォーラム(米国)、中華経済研究院(台湾)、国防大学(台湾)で、客員研究員として在外研究。現在、中曽根平和研究所客員研究員、日本戦略研究フォーラム上席研究員、東京大学未来ビジョン研究センタープロジェクトメンバー、同志社大学ビジネススクール嘱託講師等を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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