出版社内容情報
豊富な図版で体感する、空海と密教の叡智!マンダラのすべてがわかる決定版
鮮烈なイメージで私たちを魅了する曼荼羅。
大画面にひしめきあう1800体の仏と荘厳の色彩には、仏教のいかなる教えが秘められているのか。
そして、密教の神髄は曼荼羅にあると説いた空海の真意とは何だったのか。
個性の尊重、個と全体の調和、他者により生かされていることの自覚など、
現代人に不可欠な世界観を曼荼羅が体現していると述べる第一人者が解き明かす。
美しい図版を通じて密教の世界観を体感できる仏の図像学入門。
(本書は、『図解・曼荼羅の見方』を改題し文庫化したものです)
はじめに
第一章 真言密教と曼荼羅
密教とは何か
空海と曼荼羅
両部の大経と現図曼荼羅
曼荼羅とは何か
三種の曼荼羅
四つの形像曼荼羅
五智と五仏
第二章 胎蔵曼荼羅の見方
胎蔵曼荼羅とは何か
中台八葉院
遍知院
蓮華部院
金剛手院
持明院
釈迦院
文殊院
地蔵院
除蓋障院
虚空蔵院
蘇悉地院
最外院
第三章 金剛界曼荼羅の見方
金剛界曼荼羅とは
成身会
三昧耶会
微細会
供養会
四印会
一印会
理趣会
降三世会
降三世三昧耶会
おわりに
文庫版あとがき
内容説明
鮮烈なイメージで私たちを魅了する曼荼羅。大画面にひしめきあう1800体の仏と荘厳の色彩には、仏教のいかなる教えが秘められているのか。そして、密教の神髄は曼荼羅にあると説いた空海の真意とは何だったのか。個性の尊重、個と全体の調和、他者により生かされていることの自覚など、現代人に不可欠な世界観を曼荼羅が体現していると述べる第一人者が解き明かす。美しい図版を通じて密教の世界観を体感できる仏の図像学入門。
目次
第1章 真言密教と曼荼羅(密教とは何か;空海と曼荼羅;両部の大経と現図曼荼羅 ほか)
第2章 胎蔵曼荼羅の見方(胎蔵曼荼羅とは何か;中台八葉院;遍知院 ほか)
第3章 金剛界曼荼羅の見方(金剛界曼荼羅とは;成身会;三昧耶会 ほか)
著者等紹介
小峰彌彦[コミネミチヒコ]
1945年、東京生まれ。大正大学名誉教授、真言宗智山派観蔵院住職。1976年、大正大学大学院博士課程修了。博士(仏教学)。大正大学教授、同大学学長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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