出版社内容情報
良いマッチングを実現するために悩み、葛藤する就活生たち
就職活動のhow-to本が山ほどあるように、就職活動において、学生は企業が求める人材像に自身を合わせていく「評価される弱者」と捉えられがちである。しかし、本当にそうなのだろうか。就職活動において今まで着目されて来なかった、就活生側の評価や批判から就職活動のより良いあり方を考える。
内容説明
良いマッチングを実現するために悩み、葛藤する就活生たち。就職活動のhow‐to本が山ほどあるように、就職活動において、学生は企業が求める人材像に自身を合わせていく「評価される弱者」と捉えられがちである。しかし、本当にそうなのだろうか。就職活動において今まで着目されて来なかった、就活生側の評価や批判から就職活動のより良いあり方を考える。
目次
第1章 これまでの就職活動に関する研究と本書の立ち位置
第2章 「行きたい企業」が決まるまで―就職活動プロセスを通じた学生の志望形成・変化
第3章 「こんな評価は嫌だ」―学生による選考方法・基準の認識と批判
第4章 「落ちたら負け」じゃない―不採用が重なる際の葛藤と反応
第5章 「受かればいい」わけじゃない―素直な自己呈示という戦略
終章 より良いマッチングに向けて―学生の選択の活用
付論 調査および分析の方法
著者等紹介
井口尚樹[イグチナオキ]
1988年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、目白大学社会学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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