出版社内容情報
蒋 奇武[ショウキブ]
著・文・その他
内容説明
日本と中国との間に横たわる歴史認識問題。その中で「天皇」は大きな位置を占める存在である。本書では、これまで日中関係史において言及されていながらも、本格的に論じられることのなかった天皇訪中問題について、日中両政府の国際情勢認識と国内政治状況への対応の推移を丹念に追いつつ分析。日中関係理解に、新たな光を当てる。
目次
序章 戦後日中関係と天皇
第1章 中国の天皇(制)認識の源流と国交正常化以前の天皇対策
第2章 天皇訪中問題の登場
第3章 幻の昭和天皇と皇太子の訪中
第4章 ポスト冷戦と新天皇訪中の模索
第5章 天皇訪中の実現
終章 日中関係における天皇
著者等紹介
蒋奇武[ショウキブ]
1982年中国安徽省合肥市生まれ。現在、安徽大学外国語学院日本語学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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