出版社内容情報
環境と経済の両立を模索する新興国の指導者たちは国の行く末をいかに決定するのか.
本書では,規範的見地に偏重するグローバル・ガバナンス論に修正を試み,大統領・国家主体・社会主体の複雑な連携と選択を捉えながら,ブラジルにおいて野心的な気候変動政策が形成された道筋を明らかにする.
内容説明
本書では、規範的見地に偏重するグローバル・ガバナンス論に修正を試み、大統領・国家主体・社会主体の複雑な連携と選択を捉えながら、ブラジルにおいて野心的な気候変動政策が形成された道筋を明らかにする。
目次
序章 つながりと選択の環境政治学
第1章 気候変動政策と政策ネットワーク―何を考察するのか
第2章 ブラジル環境運動の「第三の波」―国家と社会関係の歴史的形成
第3章 合意形成(1992‐2004年)
第4章 政策形成(2005‐2007年)
第5章 政策決定(2008‐2009年)
終章 つながりと選択の環境政治学の展望
著者等紹介
舛方周一郎[マスカタシュウイチロウ]
1983年生まれ。2018年上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程修了。現在、東京外国語大学世界言語社会教育センター講師。博士(国際関係論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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