内容説明
豊かな食生活を考えるためのー13の視座。人口減少と社会を取り巻く変化のなか、生活における「食」に着目。複数の研究領域から課題を明らかにするとともに、食生活にともなう様々な「質」の向上を図るためのソーシャルイノベーションを提案する。
目次
2050年の食生活を支えるしくみ創り
2050年に向けた健康づくりの課題―思春期以降の若年者に対する健康・栄養教育の重要性
新たな食生活デザインによる健康
配慮が必要な食に関する環境整備の課題
「食の豊かさ」における住環境の視点からの一考察―2050年に向けた食生活デザイン創造のために
食環境の整備をまちづくりの視点から考える―地域食資源の保全と食を通じたコミュニティの創出による健康づくり
未来を育む食と農のエコシステムとは何か―農業を変えるコモンズデサイン
「共食」を起点にした地域コモンズの構築―次代の地域交流拠点を担う公共施設のあり方
食の未来―歴史学の視点からの一考察
食品企業の経営戦略とソーシャルイノベーション
フードサービス業における雇用課題
内食・中食・外食の時間配分と支出配分―社会的規範、夫婦の家事分担、食の未来への含意
食を巡るソーシャル・イノベーションとライフ・イノベーション―食文化革命と地域社会の持続可能性と公共性再生
著者等紹介
田中浩子[タナカヒロコ]
1965年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了、博士(経営学)。立命館大学食マネジメント学部副学部長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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