内容説明
9月入学より簡単に、より大胆にクォーター制が日本を変える。激変する国際社会において、大学の役割・機能はどうあるべきか。大学は、社会を前進させる拠点でなければならない。9月入学より簡単に導入でき、日本の社会慣行・会計年度に合った日本型クォーター制こそ、日本を変える最良の一手である。
目次
第1章 社会の中心としての大学
第2章 クォーター制とその他の制度―アメリカの大学との比較
第3章 日本のための新たな学年暦―日本型クォーター制(JQS)の提案
第4章 研究と教育の両立と社会貢献―教員にとってのメリット
第5章 スキルの向上・探究活動―職員にとってのメリット
第6章 柔軟な学び方・豊かな大学生活―学生にとってのメリット
第7章 社会のニーズに応える拠点―大学にとってのメリット
第8章 社会の活性化につながる大学改革―企業、地方自治体、社会全体にとってのメリット
第9章 大学改革によるソフト・パワーの強化
著者等紹介
エルドリッヂ,ロバート・D.[エルドリッジ,ロバートD.] [Eldridge,Robert D.]
1968年米国ニュージャージー州生まれ。政治学博士。フランス留学後、米リンチバーグ大学卒業。その後、神戸大学大学院で日米関係史を研究。大阪大学大学院准教授(公共政策)を経て、在沖アメリカ海兵隊政治顧問としてトモダチ作戦の立案に携わる。2015年から国内外の数多くの研究機関、財団、およびNGO・NPOに兼任で所属しながら、講演会、テレビ、ラジオで活躍中。防災、地方創生や国際交流のコンサルタントとして活躍している。主な著書・受賞歴に『沖縄問題の起源』(名古屋大学出版会、2003年)(サントリー学芸賞、アジア・太平洋賞受賞)、『尖閣問題の起源』(名古屋大学出版会、2015年)(大平正芳記念賞、国家基本問題研究所日本研究賞奨励賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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