ポスト財政=軍事国家としての近代英国

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ポスト財政=軍事国家としての近代英国

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771033146
  • NDC分類 342.33
  • Cコード C3022

内容説明

未曾有の戦時増税に納税者は―減税要求がもたらした所得税廃止という結末。対GDP比200%超という累積債務を抱えた近代英国は、深刻な国債危機にどのように向き合っていったのか?戦時中にプライマリー・バランスを採用することで、財政=軍事国家システムはどのように変容したのか?

目次

財政=軍事国家としての近世英国の黄昏
第1部 18・19世紀の転換期における財政請願運動の変化(請願者としての「アッパーミドル」の範囲規定;反革命戦争期の財政請願運動の階層・地域的拡大;反革命戦争前後における財政請願運動の比較)
第2部 反革命戦争期における財政請願運動の発展過程(国債発行への依存と請願運動の停滞(戦争前期)
戦時所得税の導入と請願運動の拡大(戦争中期)
戦時増税の定着と請願運動の進化(戦争後期))
第3部 所得税廃止論争における財政請願運動の展開(1815年と1816年の所得税廃止論争の比較;所得税廃止運動と麦芽税廃止運動の相互協力;所得税査定帳簿の分析から見た納税者の不満)
ポスト財政=軍事国家としての近代英国の黎明

著者等紹介

板倉孝信[イタクラタカノブ]
1982年神奈川県生まれ。2006年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。2017年早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。2018年博士(政治学)学位取得(早稲田大学)。現在、新潟大学経営戦略本部教育戦略統括室特任助教。専門分野:西洋政治史(近代英国政治財政史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mittsko

4
【書きかけ】近世英国史、とくに、国家財政史を資本制の歴史のなかにおいて勉強しておきたく、手に取った…(。・ω・。) 1815年のナポレオン戦争終結後、英国は深刻な国債危機/財政危機を克服し、国家破産を免れた。それがどうして可能だったのか、と本書は問う。 ※ 18年、早大提出の博論にもとづく一冊。2021/04/19

ワッキー提督

3
税制を巡る「請願運動」の分析を通してフランス革命戦争期のイギリスの財政政策の変遷とその国内的原因を探る一冊。「財政=軍事国家」時代と異なり戦時増税中心に戦費調達を行った一方、終結後すぐに減税に踏み切らざるを得なかったため、以後非常に硬直的な財政運営をイギリスが強いられたことが分かった。著者が最後に述べている今後の研究展望には非常に期待したい。2021/07/25

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