内容説明
長期化する低金利は経済金融をどのように変えるのか。金融危機への対応としてイングランド銀行が採用した量的緩和政策の特徴と、出口への戦略の検討。中央銀行の独立性を巡る最近の変化や、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入の展望までも概観する。
目次
第1章 カーニー体制下のイングランド銀行金融政策
第2章 貸出促進策としてのFLSの失敗
第3章 イングランド銀行の量的緩和からの出口政策について
第4章 量的緩和とイングランド銀行財務
第5章 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討
第6章 中央銀行の独立性再考―新たな環境のもとで
著者等紹介
斉藤美彦[サイトウヨシヒコ]
1979年東京大学経済学部卒業。1995年武蔵大学博士(経済学)。現在、大阪経済大学経済学部教授
〓橋亘[タカハシワタル]
1978年東京大学経済学部卒業。1984年University of Oxford M.Phil.in Economics。現在、大阪経済大学経済学部教授、神戸大学経済経営研究所リサーチフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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