内容説明
経営難、大赤字、スタジアム問題、J2降格、球界再編、経営者の交代。度重なる困難を各球団はどのように乗り越えたのか。逆境をはねかえすカギは、「地域」にあった。他都市もすぐに取り入れられる多くの事例とともに、「広島型のスポーツマネジメント」を体系的にわかりやすく解説。地方都市において「プロスポーツ」と「地域」がともに活性化していくための手法を学ぶ。
目次
第1章 広島型スポーツマネジメントとは何か(スポーツで稼ぐこととは;あなたが突然、球団のGMになったら? ほか)
第2章 広島東洋カープのマネジメント(広島のプロスポーツクラブの原点、広島東洋カープはどんな球団か?;「カネ」がない中での、「ヒト」の重要性 ほか)
第3章 サンフレッチェ広島のマネジメント(減資から初優勝へつながる逆境を乗り越えた経営の歴史;3度優勝に導いたサンフレ型「地域密着」と「育成」の戦略 ほか)
第4章 広島ドラゴンフライズのマネジメント(日本プロバスケットボールクラブの混乱から始まったクラブの立ち上げ;球団消滅危機から立ち直るファン戦略とカープから学ぶグッズ戦略 ほか)
第5章 これからの地方都市におけるスポーツマネジメントのキーワード(プロスポーツクラブが地方都市に存在する意義;地方都市×スポーツ×ツーリズム ほか)
著者等紹介
藤本倫史[フジモトノリフミ]
1984年広島市生まれ。広島国際学院大学大学院現代社会学研究科博士前期課程修了。福山大学経済学部経済学科スポーツマネジメントコース講師。専攻はスポーツマネジメント、スポーツ社会学。現在はプロスポーツクラブの経営やスポーツとまちづくりについて研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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