日本の舞台芸術における身体―死と生、人形と人工体

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771031685
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C3070

目次

なぜ身体か―ヨーロッパと日本を往来しながら、舞台芸術における身体を考える
第1部(発動機としての身体、もしくは一人称の鵜鳥神楽;俄の身体―「一夜漬け」の表現)
第2部(能における中世的身体;能の詞章と身体―見る所作の表現性;イエズス会宣教師の見た日本の茶道)
第3部(からくり人形における身体―からくり人形と手妻人形;近松劇における人形的身体―映画『心中天網島』(一九六九)と演劇集団円『景清』(二〇一六)を視野に入れて
歌舞伎の場面転換と俳優の身体)
第4部(歌舞伎役者による「近代の身体」の獲得―五代目中村歌右衛門を例に;川上音二郎と貞奴の世界巡演から見えてきたもの―明治政府のプロパガンダとしての身体・表象;舞踊の身体について―近代の舞踊、新舞踊、モダン・ダンスを中心に、坪内逍遙から石井漠まで)
第5部(戦前のタップダンス界―国粋主義下のアメリカニズム;土方巽の舞踏における「病」と「死」の表象―「肉体の叛乱」から「疱瘡譚」へ;土方巽の肉体論―したいから出発すること;不定さを抱えた身体―平田オリザのロボット演劇プロジェクトをめぐって;でくのぼうとしての初音ミク試論)

著者等紹介

ルペルティ,ボナヴェントゥーラ[ルペルティ,ボナヴェントゥーラ] [Ruperti,Bonaventura]
1959年生まれ。ナポリ東洋大学・ヴェネツィア大学共同東洋学大学院にて博士号取得。現在、ヴェネツィア、カ・フォスカリ大学アジア・地中海アフリカ研究学科日本学研究科日本語日本演劇史教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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