目次
第1部 「妙なる」京都と「香り」のパリ(香りと音楽―「音と匂いの融合」(sonolfactif)芸術の発明
香りのアート―香りのアート日仏学生交流
「ヴァレーの丘」に匂い立つ「芳しき香り(Fragrance)」に誘われて―リルケの仏語詩『ヴァレーの四行詩』のたくらみ
「妙」と「ジュ・ヌ・セ・クワ」について―岡林教授への応答)
第2部 「文化交換」の「言語ゲーム」と「家族的類似性」(大阪の過去と将来を祝福する神話画―洋画家・松岡壽と大阪市中央公会堂貴賓室の装飾;一九六〇‐七〇年代の日米におけるイタリア・バロック音楽の受容―集中的聴取の退化とそれへの批判;ボエティウスにおける永遠をめぐって―永続的時間と悠久の自然の音楽;「ツンデレ」は属性なのか―ツンデレ・キャラの文学的機能;水晶宮か、パサージュか―スローターダイクとベンヤミンにおける近代性の形態 ほか)
著者等紹介
岡林洋[オカバヤシヒロシ]
1952年生まれ。1983年大阪大学大学院文学研究科博士課程(後期)修了。同志社大学文学部美学芸術学科、大学院文学研究科教授
清瀬みさを[キヨセミサヲ]
同志社大学大学院文学研究科博士課程後期満期中退。同志社大学文学部美学芸術学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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