内容説明
愛は感情ではない。愛の理由は要請され生成する。哲学は愛を構成する。世界の議論の活況を背景に、愛の理論を模索し、人間的価値の構造の解明へと向かう。
目次
第１章 序説
第２章 基礎考察
第３章 愛はｅｍｏｔｉｏｎではない
第４章 愛の理由を組み立てる
第５章 愛の理由についての近年の諸説の検討
第６章 哲学的ｅｍｏｔｉｏｎ論との対応
第７章 「愛の哲学的構成」についてのとりまとめ―見通しと課題
著者等紹介
伊集院利明［イジュウイントシアキ］
１９６０年生まれ。１９８９年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻・博士課程単位修得退学。愛知大学文学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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