内容説明
1980年代以降、続々と登場したエコマネーや電子マネー、仮想通貨などのいわゆる「新しい通貨」は、新たな可能性や社会を提唱した。既存の理論では説明できないこれらを、どのように評価し、どのように取り扱うのが適正なのか。本書では理論的分析に加え、「新しい通貨」について貨幣論の観点から評価する。
目次
第1章 現代社会と貨幣
第2章 混迷する貨幣論
第3章 情報社会と貨幣
第4章 貨幣発行モデル
第5章 金融自由化と貨幣
第6章 エコマネー
第7章 電子マネー
第8章 仮想通貨
著者等紹介
金子邦彦[カネコクニヒコ]
1970年3月明治大学商学部商学科卒業。4月明治大学大学院商学研究科修士課程、博士課程を修了し、1976年4月より明治大学専任助手、専任講師、助教授を経て、1986年4月明治大学教授。1990年商学博士。明治大学情報コミュニケーション学部教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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