内容説明
読むだけで作れる、自由で楽しい魔法のレシピ。しゅうまい、ラザニアなど30品以上掲載!
目次
鶏の唐揚げ
サバの味噌煮
ハンバーグ
中華丼
豚の生姜焼き
エビチリ
グリーンカレー
ロールキャベツ
ブリ大根
キーマカレー〔ほか〕
著者等紹介
滝沢カレン[タキザワカレン]
1992年東京生まれ。2008年、モデルデビュー。現在は、モデル以外にもMC、女優と幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
89
「目と親友になってさ、目が計りになってさ、最後は味見に任せりゃいい」なんのこっちゃと思いつつ、レシピを読むと、料理がストーリーになっている。鶏のから揚げからアクアパッツアまで29品。ロールキャベツの物語がお気に入り。これだけのレパートリーがあれば十分料理上手でしょう。大さじ何杯も何mlや何gも出てこない。アクセサリーをつけるくらいの気持ちでとか、二の腕気にして触ってるくらいの力で、と表現がカレン風。できあがり写真もおいしそう。画期的な料理本。文学においても画期的。こんな本、滝沢カレンにしか書けないですね。2020/11/02
chimako
88
いやはや、なんとも、かんともカレン。主婦経験値だけは高いおばちゃんがあの通りに作ったら失敗しそう~(笑)言葉の選び方のセンス、こだわらない材料、楽しそうな料理風景が浮かびます。鯖の味噌煮の味噌小山三つっておばちゃんには難しすぎる。エビチリのネギの名刺、笑えるなぁ。短い文章なのに読むのに時間がかかるよ。可愛くてお洒落なカレンちゃんが身近になりました。2022/01/24
キク
70
女性版IPPONグランプリのカレンと王林とAマッソ加納をみて「あ、この子達は天才なんだ」と気が付いた。で、そんな天才カレンが出版した料理本は当然のようにとんでもなかった。通常のレシピ本で最も重要視される分量や時間は全て感性で表現されている。ロールキャベツで使用するべきキャベツの葉の選択が「1番男として強そうな葉を選ぶ」で、ブリの灰汁取りは「旅の思い出を消すようにバシャンとお湯をかける。やや白くなったら、もう思い出を忘れてる」となっている。レシピ本ではなくて、料理の過程そのものを題材にした素敵な文学だった。2022/08/22
mayu
70
毎日食べる物だからこそ、もっともっと楽しくていい。適当になっても頑張ってもいい。基礎も決まりも間違いも答えもないのだから。『料理は決して、誰かの道を辿ることはしなくっていいんです。だから100%この通りに作ってくださいなんていいません』なんだかすごくないですか。レシピ本って、料理の写真を見て、美味しそう。食べてみたい、作ってみたいってなるものでしょ。誰かが作った味でなくて自分だけの味でいいって。経験がないとできないような、経験がないからできるような。解放された気持ちになるレシピ本。でもセンスは必要かも。2022/06/04
Moemi
58
まさしく読むレシピ本! カレンちゃんのインスタは文章が読みづらいんですが、これは結構頭に入ってきました。 調味料をきっちり計らずにはいられない私にとっては中々ハードルが高いですが、本を見ずに料理を作れるようになることが最終目標なので、これくらい挑戦的なレシピ本のほうが荒療治になるかもしれません(笑) スタンダードな料理ばかりなのも良かったです。2020/05/22