内容説明
トとタラは似ているようで、実は違う。実際の用例を用いて、分析を行なった(スルト節とシタラ節の従属複文に関する)記述的な研究。
目次
第1部(従属節に「仮定条件」をさしだすシナイト節を従属節とする従属複文;ト条件節を従属節とする従属複文がすでにあることがらを表わす場合;ト条件節を従属節とする従属複文がまだ起こっていないことがらを表わす場合)
第2部(タラ条件節を従属節とする従属複文がすでにあることがらを表わす場合;タラ条件節を従属節とする従属複文がまだ起こっていないことがらを表わす場合)
第3部(手順テクストにあらわれる時間関係と条件関係の接続形式;スルト節、シタラ節、シテ節と継起性)
著者等紹介
宮部真由美[ミヤベマユミ]
2015年一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学教育研究開発センター・東京大学工学研究科都市工学専攻、日本語教室・大東文化大学文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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