龍谷大学社会科学研究所叢書
アフリカの女性とリプロダクション―国際社会の開発言説をたおやかに超えて

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771026964
  • NDC分類 367.24
  • Cコード C3036

目次

第1章 グローバルな廃絶言説はいかにして草の根に届いたのか?―エチオピア西南部クシ系農牧民ホールにおける女性性器切除
第2章 シエラレオネの女性性器切除とブンドゥー結社―「サティアの物語」を読む
第3章 スルメレイが手にした選択肢―ケニア・サンプル女性のライフコース変容
第4章 性と出産、産婆の呪術的役割―ケニア・ルオ社会の事例から
第5章 コメディカル化の限界―ナイジェリア・ラゴスの助産医療への行政介入をめぐって
第6章 タンザニアにおける病院出産の現状と課題
第7章 アフリカにおけるジェンダー視点にもとづく権利アプローチを通じたHIV/エイズ予防への取り組み―ステッピング・ストーンズ研修の成果と可能性
第8章 アフリカの産科フィスチュラ問題を鳥瞰する―先行研究の渉猟と整理
第9章 アフリカの産科フィスチュラ問題を虫瞰する―リベリアのフィスチュラ・サバイバーたちの体験より

著者等紹介

落合雄彦[オチアイタケヒコ]
1965年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員、敬愛大学国際学部専任講師、龍谷大学法学部助教授をへて、現在、龍谷大学法学部教授(アフリカ地域研究、国際関係論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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