内容説明
地方自治体の男女共同参画政策と拠点施設の評価に関する実証研究を共にしてきた研究者と実務家のチームが、その成果をふまえて執筆した、行政とNPOの協働による男女共同参画政策推進の展望。
目次
第1章 男女共同参画社会形成政策
第2章 自治体の「男女共同参画」推進事業は効果があるのか―組織・構成員の力学に着目して
第3章 女性関連施設とその変遷―男女共同参画施設と婦人教育施設
第4章 男女共同参画センターにおける相談事業
第5章 男女共同参画政策に関わる評価の諸問題
第6章 地方自治体における男女共同参画政策の評価
第7章 男女共同参画政策におけるパフォーマンス評価の課題―地方自治体における施設評価と行政評価
第8章 NPO評価と行政評価の相剋―指定管理者制度の市民参加
第9章 自治体市場化における公務との均等待遇と評価―NPO活動を手がかりに
第10章 男女共同参画推進と評価―静岡市女性会館の指定管理者としての経験から
著者等紹介
内藤和美[ナイトウカズミ]
1957年生まれ。東京大学大学院医学系研究科博士前期課程修了。保健学博士。現在、芝浦工業大学男女共同参画推進室教授
山谷清志[ヤマヤキヨシ]
1954年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(政治学)。現在、同志社大学政策学部・同大学院総合政策科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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