内容説明
否定美学か、救済の美学か。美しい仮象を中断する表現をもたぬものの力。ゲーテが小説の中にしのばせた2つの美と1つの真理。ベンヤミンがいかにそれを批判したかを丁寧に紐解く。
目次
第1章 美と仮象(美の呪力;美の仮象性 ほか)
第2章 オッティーリエ―ヴィーナス、消えゆく仮象、アウラ(美学史における仮象の変遷;ヴィーナスとルシファー ほか)
第3章 ルツィアーネ―ルシファー、勝ち誇る仮象、アレゴリー(ニーチェとボードレール;勝ち誇る仮象からアレゴリーへの転回 ほか)
第4章 ノヴェレの娘―表現をもたぬもの、崇高、批評、革命(真なるものの崇高な暴力;崇高の静的契機 ほか)
著者等紹介
村上真樹[ムラカミマサキ]
1979年兵庫県生まれ。2002年同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻卒業。2013年同大学院文学研究科美学芸術学専攻博士後期課程修了。現在、同志社大学高等研究教育機構及び文学部助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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