目次
第1部 応用一般均衡分析とGTAPの基礎(応用一般均衡分析の概要;GTAPモデルとデータベース;GTAP‐Eモデルとデータベース)
第2部 応用一般均衡分析のための基礎理論(要素集約度と要素代替性の相互作用;要素賦存と要素価格)
第3部 シミュレーション分析(関税の引き下げと国内賃金格差;貿易自由化の経済効果;東アジア自由貿易協定の環境負荷;炭素税および排出量取引の経済効果)
著者等紹介
伴ひかり[バンヒカリ]
1963年神戸市生まれ。1992年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1996年ジョンズ・ホプキンス大学M.A.現在、神戸学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
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応用一般均衡分析とGTAPの基礎と理論、シュミレーション分析として貿易に関する炭素税や排出などについてまとめられている。ワルラスに始まり、アロー、ドブルー、マッケンジーなどによって発展した一般均衡について書かれており、AGEとCGEについて違いは明確にはなく、前者は厚生問題や開放経済といった特別の目的をもった理論モデルを含み、後者は厳密な仮定をおいているとしている。産業連関モデルがあり、個人的にあまり勉強していない範囲なのでやらなければならいと感じた。ネステッドモデルなどきいたことのないものも多かった。2014/09/20