内容説明
どのように人と付き合えばよいのだろうか?このような悩みを抱えている人は多い。本書では、抑うつ、社交不安など、社会的関心の高い事象を、対人的プロセスを中心としたアプローチの重要性に加え、完全な正常性から極度の心理的混乱までを連続的にとらえる視点から現実を見つめ、臨床社会心理学の地平を切り拓く。
目次
第1章 メンタルヘルスの問題への対人的アプローチの起源と概観
第2章 抑うつ
第3章 社交不安
第4章 統合失調症
第5章 双極性障害
第6章 パーソナリティ障害
第7章 摂食障害
第8章 アルコールとその他の物質使用問題
第9章 身体表現性障害と心因性性機能不全
第10章 メンタルヘルスにおける対人関係のパラダイム
著者等紹介
田中健吾[タナカケンゴ]
1974年和歌山県生まれ。1998年早稲田大学人間科学部卒業。2000年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。2005年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学第一文学部助手、早稲田大学第二文学部非常勤講師、大阪経済大学経営学部専任講師を経て、大阪経済大学経営学部・大学院経営学研究科および人間科学研究科准教授。博士(文学)〔早稲田大学〕、臨床心理士、専門社会調査士
丹波秀夫[タンバヒデオ]
1980年東京都生まれ。2008年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、社団法人国際経済労働研究所研究員、天理大学人間学部非常勤講師。修士(文学)〔早稲田大学〕、専門社会調査士
藤枝静暁[フジエダシズアキ]
1972年埼玉県生まれ。1999年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。2007年筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学研究生。小金井市適応指導教室指導員、武蔵野大学通信教育部非常勤講師、東京都スクールカウンセラーなどを経て、川口短期大学こども学科准教授、東京学芸大学教育学部非常勤講師。博士(心理学)〔筑波大学〕、臨床心理士、学校心理士
田中さやか[タナカサヤカ]
1975年山口県生まれ。2000年早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了。東京大学医学部附属病院リハビリテーション部精神科デイ・ホスピタル臨床心理士を経て、現在、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター病院リハビリテーション部臨床心理室臨床心理士。修士(人間科学)〔早稲田大学〕、臨床心理士、精神保健福祉士
武部正明[タケベマサアキ]
1976年東京都生まれ。2001年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、横浜市総合リハビリテーションセンター発達支援部療育課臨床心理士。修士(文学)〔早稲田大学〕、臨床心理士、臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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