内容説明
17世紀中期、イギリスの保険会社が用いたファイアマーク、日本においても19世紀末から火災保険会社の被保険者の家屋の門柱や軒下に提げられたファイアマーク。ファイアマークを糸口に、保険会社の歴史と保険の本質に迫る。
目次
第1章 火災保険の歴史とファイアマーク
第2章 フィールドワーク
第3章 ファイアマークの分析
第4章 火災保険料率カルテルと新聞記事
第5章 戦前の損害保険グループ
第6章 小説に現れた生命保険
第7章 国定国語教科書と保険
第8章 高等学校教科書と保険
第9章 アクティビティと保険教育
著者等紹介
稲葉浩幸[イナバヒロユキ]
1967年茨城県生まれ。1998年明治大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。1998年近畿大学商経学部商学科講師。2007年近畿大学経営学部商学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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