目次
第1部 ディアロゴスの思想史(プラトン的対話について―若干の補遺と再確認;アウグスティヌスにおける探求の論理 ほか)
第2部 他者論と対話論―現代思想からのアプローチ(フロイトの『モーセ論』と文化のアイデンティティ;対話へのパトス―幼児の心的世界を手がかりに ほか)
第3部 日本近代思想における対話論・他者論(対話とは何か―「聴くこと」と「語ること」;“西田哲学と禅”再考―近年の批判的禅研究を手引きとした方法論的考察 ほか)
第4部 対話のアクチュアリティ(ニーチェ・アイデンティティ・ミニマリズム―「対話」のプラクティスに向けて;没落のパトロン、ルートヴィヒ・フォン・フィッカー―ハイデガーとの往復書簡をめぐって ほか)
著者等紹介
片柳榮一[カタヤナギエイイチ]
1944年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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