内容説明
前産業的な時代から現代までの250年間にわたって、デザイン現象を文化・社会史的な見地から幅広く読み解き、350点有余の多彩な図版が添えられた本書は、芸術と産業のあいだで、いよいよ拡張し錯綜するデザイン領域をことばとイメージで的確に記述している。国際的な近現代デザイン史への待望の入門書。
目次
デザインとは何か
前史―1750‐1850
産業革命―1830‐1880
改革運動―1850‐1914
モダニズムへの道―1890‐1914
革命とアヴァンギャルド―1915‐1933
豪華と権力―1925‐1945
奇跡の経済復興―1945‐1960
グーテ・フォルムとベル・デザイン―1954‐1968
実験的な試みと反デザイン―1965‐1976
モダニズム以降―1968‐現代
著者等紹介
薮亨[ヤブトオル]
1943年生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。大阪芸術大学大学院教授。芸術学、デザイン史、デザイン理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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