内容説明
『コミュニケーション行為の理論』から『事実性と妥当性』への思想の深化と並行して行われた、ドイツの思想的モデルネ―ジンメル、ハイデガー―との格闘、そして訣別の軌跡。
目次
1 チャールズ・S.パースにおけるコミュニケーション(一九八九年)
2 エドムント・フッサールにおける生活世界、哲学と科学(一九九〇年)
3 マルティン・ハイデガー―著作と世界観 ファリアスの著作への序文(一九八九年)
4 同時代の仲間としてのルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン(一九八九年)
5 マックス・ホルクハイマー―著作の発展史に寄せて(一九八六年)
6 マックス・ホルクハイマーの命題「神なくして無制約の意味を救済することは空しいことである」に寄せて―アルフレート・シュミット六〇歳の誕生日に(一九九一年)
7 補論 内からの超越 此岸への超越(一九八八年)
8 ジンメルにおける哲学と文化―エッセイ集へのあとがき(一九八三年)
9 アレクサンダー・ミッチャーリッヒの社会心理学(一九八二年)
10 ワイマール共和国の社会学(一九八九年)
11 ドイツ連邦共和国における社会科学と精神科学の発展について(一九八八年)
著者等紹介
佐藤嘉一[サトウヨシカズ]
1938年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程。立命館大学産業社会学部教授
井上純一[イノウエジュンイチ]
1942年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程。立命館大学国際関係学部教授
赤井正二[アカイショウジ]
1951年生まれ。一橋大学社会学研究科博士後期課程。立命館大学産業社会学部教授
出口剛司[デグチタケシ]
1969年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程。立命館大学産業社会学部助教授
斎藤真緒[サイトウマオ]
1973年生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程。立命館大学産業社会学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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