内容説明
ブルーハーツやハイロウズの歌詞がつくり出す独特の世界、「反転図形」のように、多くの主題が重なり合う。彼らが吐き出す歌詞を分析することによって、現代青年の「かたち」を読み解く。
目次
第1章 ブルーハーツからハイロウズへ
第2章 青年という存在
第3章 未来に向かわず
第4章 仲間から隔絶する自分
第5章 照れる恋愛
第6章 死ぬには早すぎる
第7章 再び、荒野へ
著者等紹介
諸井克英[モロイカツヒデ]
同志社女子大学現代社会学部・社会システム学科・教授。名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(心理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kera1019
2
青年心理学の本で、現代の青年を象徴する「ハイロウズ的青年」とブルーハーツの歌詞=「伝統的青年像」という二つの方略を軸にして青年の心性を解き明かすって言うけど、無理矢理感がハンパない…2013/03/08
puwapuwa
2
あまり内容が頭に入ってこなかった。あくまで青年心理学の本なので、ブルーハーツ・ハイロウズの歌詞分析についてはあまり期待しない方がいいかも。2010/06/21
いりえ
1
ブルハ、及びハイロウズの歌詞を絡めながら青年心理学の理解へ繋げる。自分の興味のある分野であり、かつ、どちらのバンドも好きなため、非常に興味深かったです。社会現象と絡めながら書き進められているのですが、なるほどと納得させられる部分が多かったです。2010/06/08
こさと
0
地元図書館の本。2013/10/26