獣の女医―サバンナを行く

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819110259
  • NDC分類 649.04
  • Cコード C0095

内容説明

アフリカ・ケニア・マサイマラの巨大生物を守るために今日も爆走!素直な視線と野生の勘でつづる傑作エッセイ。

目次

獣医の卵のアフリカ日記(獣医の卵は手術がお好き;マイ・ライフ;野生動物の保護について)
奮戦!激戦!獣医の日常(ビザ取得に奮戦;サバンナへの引っ越し)
獣の女医の今―マサイマラレポート2008

著者等紹介

滝田明日香[タキタアスカ]
1975年神奈川県藤沢市生まれ。6歳のころから海外暮らしを続けるワールド遊牧民。シンガポール、フィリピンで日本人学校を卒業。13歳で英語も分からないのにシカゴの現地校に編入。その後、ニューヨークに移り高校を卒業後、スキッドモア・カレッジで動物学専攻。在学中にアフリカに魅せられ、ケニアの野生動物マネージメントの学校に留学。その後、休学してマサイ・マラ国立保護区のロッジ(ムパタ・サファリ・クラブ)に短期就職。一度はニューヨークに戻るが、アフリカにはまってしまい、半年後ボツワナのカラハリ砂漠保護の学校に留学。大学卒業後、バックパック一つでボツワナ、レソト、南ア、ジンバブエ、サンビアなどで就職活動で訪れる、というより放浪。サンビアの国立公園に職を見つけるがビザ問題で就職がなくなり、泣く泣くアメリカに戻る。日本とハワイでの就職の間にアフリカに戻る道を探し、2000年、アフリカで獣医になりたい一心でナイロビ大学獣医学部に編入。2005年、めでたく獣医になる。現在マサイマラに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょう

6
ケニアのマサイマラ国立保護区で感染症対策にとり組んでいる女性の本、ケニアの知らないこと、考えさせられることいっぱい。ひゃー!面白い!こういう世界を知ることができるのも、本の醍醐味だわ!2021/06/12

後藤良平

2
前作「晴ときどきサバンナ」から9年。念願のアフリカで獣医になった筆者のケニアを中心とする日常。今から10年以上前から、自然保護の成功には地域社会の人々が最重要で、そのためには地域社会への経済的利益が不可欠だと語っているのがすごい。象と人の衝突は地球温暖化による砂漠化が原因との報道が増えていたが、筆者はなんでも地球温暖化を原因にするのは間違いと言い切る。人間が増えすぎたのだと。ずっと野生に近い所に暮らしているからこそ言える。終わりにに書かれていた、「今を生きる」事を大事に、好きな事をやろう。年間No.882021/08/09

まーちん

1
ブログとJMMの記事を編集したものなので、ブログを読んでいたわたしには新鮮味はあまりなかったです。でもケニアが抱えている問題を知り、改めて問題解決の難しさを感じました。2009/04/30

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

0
☆×4.0…この方の存在は情熱大陸以外の何かの番組で取り上げられていた記憶があり、彼女がそういうところで獣医をしているのは知っていました。(ただし、番組は失念…)先ほどブログを拝見しましたが、2010年現在も、この本に書かれたことはまだまだ起きているのです。密猟にしてもしかり…そして窃盗等も…しかしそんな危険な中でも彼女は果敢に動物を救うのです。そう、猛獣と住民が共存できる場所を作るため…そして生態系の保護のため…2010/09/09

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