内容説明
アメリカを代表する企業倫理学テキストの決定版。多彩なテーマを様々な立場から網羅的に紹介。企業を巡る現代的な課題事項を扱いつつも、伝統的な倫理学の課題とも十分な関連をもって議論を展開。
目次
第1章 倫理学説と企業活動(基礎的な概念と問題;規範的倫理学説;事例の分析)
第2章 企業の社会的責任(企業の目的は利潤を追求すること;ステイクホルダー理論;どちらの主張がよりよいのか ほか)
第3章 ビジネスの規制(自己規制;政府規制;訴訟事例 ほか)
著者等紹介
加藤尚武[カトウヒサタケ]
1937年東京都生まれ。東京大学大学院(哲学)博士課程中退。山形大学教養部助教授、東北大学文学部助教授、千葉大学文学部教授、京都大学大学院文学研究科教授を経て、2005年3月、鳥取環境大学学長を満期退職。日本学術会議会員、京都大学名誉教授。第七回哲学奨励山崎賞、第六回和辻哲郎文化賞、紫綬褒章を受賞。元日本哲学会委員長
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