真理の灯龕―ブッダの言葉30講

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784771015944
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C1015

内容説明

『ダンマパダ』と『スッタニパーダ』から30の章句を選び、仏教の主要テーマについて述べながら、原始仏典と呼ばれるものが、日本の仏教とどう繋がって行くかを明らかにすることにより、仏教の本質を問う。

目次

ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によって作り出される。―自心所現の幻境
私は幾多の生涯にわたって、生死の流れを無益に経巡ってきた。―輪廻転生
仮初の身に等しい苦しみは存在しない。―仏と衆生
心の内がよく整えられた者は、この世とかの世をともに捨てる。―心の諸相
無明こそ最大の咎である。それを除き去れ。―無明の忽然念起
覚者の内には勝れた宝が存在する。この真理によって幸いであれ。―自家の宝蔵
眠れる者たちの中にあって、よく目覚めてあれ。―大夢と大覚
彼岸に達する人々は少ない。他の多くの人々は此岸でさ迷っている。―チベット死者の書
自己こそ自分の主である。他人がどうして自分の主であろうか。―真我と仮我
努め励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境涯である。―人の道・仏の道〔ほか〕

著者等紹介

可藤豊文[カトウトヨフミ]
1944年、兵庫県に生まれる。京都教育大学理学科(物理化学)卒。大谷大学大学院文学研究科博士課程(真宗学)を経て、コペンハーゲン大学キルケゴール研究所、およびカルガリー大学宗教学科でチベット密教などを学ぶ。専攻は宗教学、なかでもキリスト教神秘主義、スーフィズム、ヴェーダーンタ、道教、チベット密教、禅など、東西の神秘思想の系譜を辿る一方で、実践的ワークに取り組む。現在、京都光華女子大学短期大学部教授、ならびに真宗文化研究所主任
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