内容説明
本書は平成12年度の関西大学における流通経済論(商業経済学)の講義ノートを基に執筆したものである。バブル不況、シルクロードを何よりの題材として本書は執筆されている。流通の世界も大きく変化しようとしている。シルクロードの歴史も、電子のシルクロードの時代を迎えつつあるようである。電子のシルクロードは流通の世界に大きな変革をもたらすことが予想される。しかしながら商品それ自体の流通には大した変革がないことに留意すべきである。流通経済論の観点からの考察において、かかる事実を直視し、冷静な分析が求められるようである。
目次
マーケティングと商業経済学
人間社会と経済宇宙
関西大学と21世紀
国際化と日本
製品差別化と市場細分化
4P政策とマーケティング
21世紀と宗教
バブル不況に対して流通面から考える
生活コンサルタントとしての商業
企業行動と社会性〔ほか〕
著者等紹介
市川浩平[イチカワコウヘイ]
1942年三重県名張市に生まれる。1964年関西大学経済学部卒業。1969年関西大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在関西大学経済学部教授。専攻は商業経済学、マーケティング、流通経済論
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