内容説明
リスクマネジメントの基本的な原理は変わらないが、それは常に変化し続ける環境から生じる問題への対応であるから、これらの問題の相対的な重要性とその解決方法は常に同じではない。文明が高度に進化した現代社会においては、発生するリスクの種類は多様化し、そのひろがりも大規模化する。本書は、著者のリスクマネジメントに関する研究の成果をまとめたものである。
目次
第1部 リスクマネジメントの理論(危険の概念と分類;リスクマネジメントの定義と形態的類型 ほか)
第2部 環境問題とリスクマネジメント(環境問題の生起と環境汚染の形態;環境リスクと保険者の苦悩 ほか)
第3部 地震リスクと保険制度(阪神・淡路大震災と地震保険制度;地震保険制度を普及させるための一提言)
第4部 暴力団リスクと危機管理(企業の暴力団対策)
著者等紹介
南方哲也[ミナカタテツヤ]
1933年兵庫県生まれ。1956年慶応義塾大学経済学部卒業。同年日本火災海上保険(株)入社。1962年(株)甲南保険センター入社。1968年カリフォルニア州における第6次太平洋保険学校(ISP)卒業。1969年同社代表取締役に就任。1974年みた経営研究所所長に就任。1985年英国ロイズ、アンダーライティング・メンバーに就任。1992年長崎県立大学助教授に就任。現在長崎県立大学・経済学部教授。日本リスクマネジメント学会理事。日本保険学会会員。英国ロイズ、アンダーライティング・メンバー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 花冠のマドンナ(6) フラワーコミックス