阪南大学翻訳叢書<br> ゲーテの世界観

阪南大学翻訳叢書
ゲーテの世界観

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784771007604
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C3010

目次

西洋の思想史におけるゲーテの位置づけ
自然と生物の発展についての見解
色彩世界の考察
地球の発展史と大気現象についての思想
ゲーテとヘーゲル

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwri

4
再読。シュタイナーのキャリアはゲーテ研究から出発した。シュタイナーはゲーテが自然を観察する際の方法を拡張/発展させることで、カント的な認識論を克服できると考えた。『ゲーテ的世界観の認識論的要綱』や『自由の哲学』などの著作で、この意味での認識論を展開した。本書では、その基礎となるゲーテの自然の観察方法を取り上げて論じており、シュタイナー認識論がいかにゲーテ的な世界観から出発しているかを見て取ることができる。同時に、シュタイナーが何を問題にしていたかを知るにも好適だろう。訳が生硬で若干読みにくいのが難点。2011/04/30

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