内容説明
高度成長期以降、急激に変貌してきた日常的な生活の場―住居・道路・駅(ターミナル)・盛り場・郊外など―をスケッチしながら、現代人の生活空間のあり方を探る社会学的エッセイ集。
目次
1 住み家・棲み方の変貌(都市化社会と家族の生活空間;都市居住とマイホーム;現代の住居空間と老人;ムラの変貌と「国道」空間)
2 都市空間の生活文化(大都市生活と「ターミナル」空間;街頭・都市空間の文化;男たちの遊びと単身者文化;子ども文化の変容)
3 都市の陰画(愉しみとしての犯罪;企業小説とサラリーマンの犯罪)