内容説明
国語教育の今日的課題について論じ、文学の授業の理論として、教材の扱い・授業の視点・教材の評価を考察。また、教材論では、吉四六ばなしと「宮本武蔵」を論じるなど、基礎科学をふまえた画期的な研究である。
目次
序章 国語教育の今日的課題
第1章 文学の授業の理論
第2章 文学教材の読みの視点
第3章 文学の教材研究の問題点
第4章 文学教材論
第5章 国語教育の指導の問題(論説文の指導について;作文教育と感性;児童文学と子ども;国語教育と児童文学)
第6章 読書論(戦後否定されたロマンを読書に;悪書追放運動の意味するもの)