出版社内容情報
マイルス・デイビスの名作『クールの誕生』で知られるアレンジャーの評伝。初の完全ディスコグラフィがついた、ギル・マジックの研究書。
●プロローグ
●出発
●クロード・ソーンヒルとの出会い
●クールの誕生
●チャーリー・パーカーとの不運 ヘレン・メリルとの幸福
●マイルス・アヘッド
●二人のサックス奏者、スティーヴ・レイシーとキャノンボール・アダレー
●『ポーギーとベス』-モードの誕生
●マイルス=ギル 進化の契約
●クールからの脱出 ホットへの突入
●個性と発展
●アニタ、ノア、マイルス-家族の肖像
●催眠術師スヴェンガリー-フリー・ジャズとロック
●ジミ・ヘンドリックスとの接近遭遇
●時間と友情
●世界をめぐるコンサート
●マンデイ・ナイト・オーケストラ
●ギル・エヴァンス、最後の心境
●終焉
●エピローグ
訳者あとがき
出典一覧
ディスコグラフィー
好きなのはギル・エヴァンスだな。彼のやることも、彼の書くものもすべて…。最高の親友でもある…。おれがなにをすべきか尋ねると、正しい方向に導いてくれる。 いいやつだよ。大したやつで、立派な人間で、いや、ミスター・エヴァンスを表現できる言葉なんかないね。
byマイルス・デイヴィス
日本版オリジナル・ギル・エヴァンス・ディスコグラフィー収録。
目次
出発1912~1941
クロード・ソーンヒルとの出会い1941~1948
クールの誕生1948~1949
チャーリー・パーカーとの不運 ヘレン・メリルとの幸福1950~1956
マイルス・アヘッド1957
二人のサックス奏者、スティーヴ・レイシーとキャノンボール・アダレー1957~1958
『ポーギーとベス』―モードの誕生1958
第8章 マイルス=ギル 進化の契約1959~1960
クールからの脱出 ホットへの突入1960~1963
個性と発展1963~1965
アニタ、ノア、マイルス―家族の肖像 1965~1969
催眠術師スヴェンガリ―フリー・ジャズとロック 1969~1973
ジミ・ヘンドリックスとの接近遭遇 1974
時間と友情 1974~1975
世界をめぐるコンサート 1975~1980
マンデイ・ナイト・オーケストラ 1981~1984
ギル・エヴァンス、最後の心境 1984~1986
終焉 1987~1988