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園芸家の一年 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784770411310
  • NDC分類 989.54
  • Cコード C0098

内容説明

四季折々の庭仕事、土に親しみ花や緑を育てる喜び、自然と人間とのふれあいを、軽妙洒脱な文章でつづる不朽の名作。無類の園芸マニアであるチャペックが、園芸作業のあれこれを1月から12月まで順に紹介。芝生、草花、サボテン、樹木、野菜、果物など、300種類以上の植物が登場する、ユーモアあふれる楽しいお話のかずかず。

目次

庭づくりの始めに
園芸家が誕生するまで
園芸家の一月

園芸家の二月
園芸家のわざ
園芸家の三月

園芸家の四月
祭典の日
園芸家の五月
恵みの雨
野菜づくり
園芸家の七月
植物学小論
園芸家の八月
サボテン栽培
園芸家の九月

園芸家の十月
秋の美しさについて
園芸家の十一月
準備
園芸家の十二月
園芸家の生き方

著者等紹介

チャペック,カレル[チャペック,カレル][Capek,Karel]
1890~1938。旧チェコスロヴァキアの国民的作家。プラハのカレル大学で哲学を学んだのち、ベルリンとパリに留学、帰国後の26歳ころから創作を開始し、まもなく新聞記者としての道を歩みだすようになる。その生きた時代は、第一次世界大戦をへてナチス・ドイツの台頭を目の当たりにしており、鋭い時代認識と巧みなユーモアを駆使しながら、多彩な作品を生み出した

飯島周[イイジマイタル]
1930年(昭和5)、長野県に生まれる。東京大学文学部言語学科卒業。言語学(とくにプラハ学派の言語理論)専攻。跡見学園女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rosemary*

44
園芸家の一年を描いた一冊。庭づくりにかける情熱を1月から12月まで順に並べ、途中に挿し絵も入り、ユーモアあふれる文体で愉しいもとのなっている。避暑地へ行く際の隣人とのやり取りには、笑えます(^○^)そして何がなんでも大事なのは「土づくり」 はいっ‼︎2014/11/09

bianca

42
植物への尋常でない愛情と献身。チャペックが無類の園芸好きだったのが良くわかった。かなりディープな書。でも私の様なド素人でも、うんうんと首を縦に振り笑ってしまうエピソードが山盛りであった。庭に空間を見付けた時!これはソワソワする。実は球根が埋まっていたりするのだが…じゃあ買ってきたこの苗はどうするの?また土と鉢を買いに行き、またまた我慢できず苗も購入…堂々巡りである…鉢を置くスペースにさえ難儀する。球根と宿根草と一年草のバランスが難しいなー。高低差や相性も考慮に入れなければならないしー…話は尽きない(笑)2013/10/11

那由多

18
ガーデナーの一年間をユーモラスに描く、とても楽しいエッセイ。兄のヨゼフの挿絵もピッタリで、無性に植物を植えたくなる。とにかく面白い。

Toshi

15
カレル・チャペックと言うと「ロボット」と言う言葉の発明者として知られていますが(日本では紅茶店?)、彼はマニアックな園芸家でもあったようです。ここで面白おかしく皮肉られるのは、多分彼自身の姿でしょうか。兄、ヨセフによるイラストも楽しい。2023/06/06

はじめさん

13
サクラサク。令和6年4月13日 オンライン、28日 高松市にて、「園芸家12ヶ月」の読書会を開催します。新年度、新しく読書会に参加してみるというのも良いのではないでしょうか? オンライン▶︎ https://bookmeter.com/events/11100 高松市 対面▶︎ https://bookmeter.com/events/111012024/04/03

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