内容説明
一家で支えた酪農、ワラ布団の温もり、寒さに凍えた冬の道つけ、春の田植え、楽しかったお盆泊まり、秋の夜なべ仕事、出稼ぎに出た父を待つ寂しさ…。振り返れば、いつもみんなで力を合わせ、支え合って生きてきた。切ない思いをしたなかにも、悲しい思い出のなかにもたくさん幸せはあった。いまを生きる子供たちに伝えたい。
目次
家族・親戚との付き合いのなかで（夕焼け；万年青；母の漬物；わら布団 ほか）
友だち・仲間・先生との付き合いのなかで（螢場球場；分校の先生；臨海教育；人生、助ける神あり ほか）
季節のなかで（春さがし；畦豆とみそ；ハリキヤマ；花どき ほか）
著者等紹介
橋爪法一［ハシズメノリカズ］
１９５０年新潟県吉川町に生まれる。’７２年新潟大学人文学部卒業。’７６年より家業の酪農に従事。’７８年より吉川町議会議員に、現在６期目。これまで町議会決算委員長、総務文教常任委員長などを歴任。現在、町農業委員会会長職務代理、町議会総務文教常任委員
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