ロシア教会史

ロシア教会史

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  • サイズ A5判/ページ数 523p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784770407009
  • NDC分類 198.19
  • Cコード C3014

内容説明

教会は「神の造り賜うた組織」ではなく、歴史的な過程を通してなんらの「超自然的な導き手」も「先験的な起動力」も持つものではない。むしろロシアの国民大衆を精神的にも経済的にも抑圧し続けた封建的な機構として存在したという社会的な意味づけを、具体的な歴史資料に基づいて証明する唯一不朽の名著。

目次

キリスト教の伝来と教会組織
分領封建時代の宗教と教会
封建的教会の危機とモスクワの中央集権化
ニコンの改革と分離派の始まり
17世紀後半の宗教的社会運動
農奴制時代の国家教会
商業資本とする古儀式派
農奴制時代の諸分派の活動
工業資本を地盤とする古儀式派と去勢派
農奴解放後の分派活動
国家教会の危機

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茅野

1
な、長かった。メモを取りながら。勉強になった。 ある程度ロシア史とか、ニコンの改革・分離派などについて知っている人向け。ロシア語の格変化もカタカナでそのまま書かれるので、法則がわかっていた方が読みやすいと思う。 「教会史」という割には、半分くらいが分離派の話。寧ろ、正教会よりも分離派の方が研究進んでいるのではないか? と思いたくなるほど。 著者の間違いなどが注で訂正されていて、その点安心して読める。2024/04/14

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