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内容説明
16世紀のカトリックの神父が、日本語に対して最初に示した反応とは、「人に苦しみを与える意図で、悪魔によってつくられた言語に違いない」というものでした。彼らはなぜ、かくも日本語に苦しんだのでしょうか。それは多くの日本語には、表面的な意味ではうかがい知れないニュアンスや文化的な陰影がたくさん秘められているからです。外国の人が、それに気づかなければ、言葉を誤解し、ビジネスや生活で、大きな行き違いを生み出しかねません。あなたは、はたして「ウソも方便」「けじめ」「水に流す」といった日本語を、英語にできますか?そして外国の人たちに、英語でわかりやすく説明できますか。
目次
裏と表
本音と建前
ウソも方便
甘え
談合
根回し
自然体
渋さ
喧嘩両成敗
我慢〔ほか〕